素人にもできる

ブースト計取り付け

 最近、ガソリンが高くて高くて困ります。
 燃費を少しでも良くするため、燃費悪化の最大要因・ターボをなるべく使わないようにしたいものです。
 でも、カンに頼っててはなかなか効率よく走れません。
 そこで、「ターボがどれくらい効いているか」を表示する「ブースト計(ブーストメーター)」を取り付けることにしました。

用意したもの

オートゲージ 60Φ スモークフェイス ブーストメーター

ブースト計には電子式と機械式がありますが、配管が簡単な電子式を選びました。


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1.バキュームホースの切断

 まず、バキュームホースを分岐し、圧力センサ(機械式の場合はメーター本体)を割り込ませます。
 このホースは、写真の黄色で囲んだ部分。JA11の場合、ホースの端に赤いキャップのような物がついているので、それが目印。



 このホースのまん中あたりを思いきってハサミで切ります。
 で、メーターに付属の三叉を割り込ませてホースを分岐させます。(写真右の丸)
 左側の丸は、エアフィルタ。こんなチャチなので意味があるのかどうか…。
 かなり固いですが、ホースは根本までしっかり差し込むこと。
 気温の高い日に作業すると、ホースが柔らかくなって少し楽。

2.圧力センサの取り付け

 バキュームホースから分岐させたホースを、圧力センサに接続します。
 これも、奥までしっかりと。
 センサは、写真の丸の位置に取り付けました。ちょうどいいネジ穴があったので。

 圧力センサの電源は、エンジンがかかっているときにONになる配線から取ってください。
 僕の場合は、あらかじめデイライトLED用のものがあったのでそれを利用しました。
 カーステの電源を分岐させるとわかりやすいです。
 ちなみに、機械式の場合はこの作業は不要。ホースを直接車内に引き込み、メーターに接続します。



 圧力センサからの信号線を車内に引き込みます。
 信号線は、写真の青い線。このゴム穴が車内に繋がってますが、このゴム、ベトベトしてなんだかとても不快なので、その左の赤い線のように、ボディーとドアの継ぎ目に通してもいいと思います。



 ところで、本来はこのセンサは車内に設置するようなのです。
 エンジンルームから車内のセンサまで、透明なチューブを引き込むのですね。でも、面倒だったのでこんなふうにしちゃいました。
 大丈夫だとは思うのですけれど、もしセンサがエンジンの熱で壊れたら…。まあその時はその時で。そんな高い物でもないし。

3.メーターの取り付け

 これは簡単。電源・グランド・信号線と、ディマー(減光)用にスモールランプの線を繋ぐだけ。
 取り付け位置はこのあたりにします。
 まだ仮留めにしておいて、この位置で問題ないかどうかしばらく使ってみることにします。




↓2007/09/29追記
結局、ここに固定しました。↑の写真の位置だと、視線の移動量が大きいので。
この場所にあっても、視界の妨げにはなりません。大丈夫。
メーターのオマケについてた金具は大げさすぎるので、ホームセンターで50円の金具を買ってきて、両面テープで固定。


よーく見るとわかりますが、右に90度傾けて設置しました。0が頂点にあります。
この位置だとメーターの-0.4~+5.0くらいまでの常用域がハンドルで隠れてしまうので、その対策です。
何となく実用性重視って感じがカッコイイ気がして、お気に入り。

車外から見ると、こんな感じ。オマケのステッカーで金具を隠しました。

↑2007/09/29追記

4.インプレッション

 これは楽しい…。
 ちょっと乱暴にアクセルを踏むと、ブースト圧が急上昇。ガソリンがぐいっと減る気がします。
 ちょうどイイ感じにアクセルを調節して走り出すと、ちょっとモタつきますけど「節約した!」っていう妙な達成感。
 もちろん微々たるものなのだろうけれど、ショップのポイントとかをちまちま貯めるのが好きな人なら、この感覚はわかってもらえるでしょう。
 隣の車線で信号待ちしてた車が景気よくふかして急加速して行くと、「あぁ…もったいない…」なんて思ったりして。
 そんなに高い物ではないし、取り付けも簡単。
 ターボ車の方、ぜひ付けてみてくださいね。


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